福田次官、お言葉ですが。

同世代として、あまりにも恥ずかしい。

「女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」

ほう。言葉遊び。ぜんぜん遊んでないし。と、思ってぐぐる先生を覗いたら

「言葉遊び(ことばあそび)は、言葉の持つ音の響きやリズムを楽しんだり、同音異義語を連想する面白さや可笑しさを楽しむ遊びである。」とあった。

やっぱり。

しかし小学生レベルだよね、と友だちに言ったら、男子二人の母は、「小学でも3年になったら言わない、小2までレベル。おっぱいさわらせてなんて久々聞いたよ」だってさ。

そして、だよ。

「言葉遊びのところは結構ご批判を受けた。なるほど今の時代はそういう感じなのかと」

こうくるかー。

同世代としてあまりにむかついて、吐き気がした。「昔はそれで良かった」と思っていることが恥ずかしい。1982年のスナックの女の子だって、この発言の下品さとレベルの低さに呆れただろうよ。おっぱいを触らせてくれたかどうかは別としてね。

そう、あの頃はまだ男女雇用機会均等法(1986年)前だったからね、商社だって銀行だって広告代理店だって、いい会社はいいとこの短大卒を取り、4大卒の同級生はかなりの割合で公務員とか学校の先生になった。

もちろん、一般企業に入った子もいたけど、驚いたのは、英文科の自宅通学の子が、ミスなんとかになりJALのスチュワーデス(キャビンアテンダント)にも合格したけど、釣書の箔つけのためだったこと。もちろんスッチーにもならず、しばらくしてから、地元出身の東大卒高級官僚とお見合いして結婚したという噂を聞いた。

あー東大卒高級官僚ー。話が繋がった。

友だちと、福田さまへの質問ごっこで盛り上がった。

「福田さま、奥様とは言葉遊びはされませんの?」などなど。

 

あー思い出した。

15年くらい前、お運びさんのバイトをしていた時に客で来た、テレビに出ていた某大学の教授がすげー嫌なセクハラオヤジだった。

和室での二人会席(接待?)は、50代後半のきれいな和服の人が配膳していて、その後方支援だったのだけど、会食相手との会話の途中で教授は突然、

「上がった(閉経した)女は女じゃない!だから、家内にも、お前は女じゃないといつも言ってるんだ」

たぶんわざと、そのきれいなおばさんが目の前にいる時に、大きな声で言った。

あの時の、おばさんの能面のような顔を覚えている。おいおい、わたしだってすぐそこだよ。あんたに女とも思われたくもないけどな。

最低の男だと思った。

あれは、「こんな中途半端に品がいいお店じゃなく、若いおねーちゃんいるとこに行きたい!」と接待の人に言いたかったのかな。